腰痛 ぎっくり腰 椎間板ヘルニアの原因と一般的治療法
腰痛 ぎっくり腰 椎間板ヘルニアの原因
「えっ!!そんなことが」と思うかもしれませんが、腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニアはあやまった体の使い方、一方向ばかりへの負荷、不良姿勢が根本原因になっています。
たとえば落とした物を拾うとき、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、腰痛になりにくい人は膝関節や股関節を曲げ、腰や背中はまっすぐの状態で物を拾います。
しかし、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、腰痛になりやすい人は膝関節や股関節の曲げよりも、腰の部分を多く曲げて物を拾おうとします。
さらに、いつも前屈位や中腰の不良姿勢が多く、その結果一方向ばかりの負荷が加わり体の前方(腹側)がちぢみ、後方(背側)が伸びた状態が続きます。
体内に目をむけると腰椎と腰椎に間に椎間板があり、さらにその中心には髄核というものがあるのですが、その髄核は体を前屈すれば後方へ伸展すれば前方へ動き、あまりに前屈への一方向負荷が続くと髄核は後方へいったまま中心へもどりにくくなります。
髄核が後方へいったままの状態で(腰を曲げた状態)急にまっすぐにもどそうとした瞬間、髄核が中心にもどれず、後方に残ったままになるのでぎっくり腰が発生するのです。
さらにそのぎっくり腰をくり返していると、後方へ移動している髄核がさらに後方へ移動して椎間板の線維輪をたちきり椎間板外へはみだしたり、線維輪もろとも椎間板を後方で膨隆させたりして椎間板ヘルニアが発生してしまいます。
一般的治療法
仙骨硬膜外ブロック・腰椎硬膜外ブロックなどブロック注射、ステロイド注射、薬物療法(ボルタレンなど)、湿布、コルセット、牽引、安静
手術法
ラブ法(最もオーソドックス)、椎弓切除術ー椎弓切開術、マイクロ腰椎椎間板切除術、椎体間固定術など
※科学新聞社「腰部疾患のマネージメント1」
L.PAUL MARKEY D.C 安藤喜夫D.C訳より
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外科療法の結果
・外科手術の成功確率は50%以下である ・7391人の患者のうち48%が外科手術後1年以内に手術前と同じ足腰の痛み を訴えている髄核ヘルニアの症状を患っている患者の治療には、外科手術の決定に至る以前に慎重に保守的な治療をほどこすことが一般的な通説となっている。外科手術がひきおこす可能性のある合併症の危険性、すなわち椎弓切除術は脊椎の安定を欠くこと、また時に外科手術による症状緩和が不成功におわる等の事実はまず最初に保守的な治療を試みることの賢明さを示唆している |
と記されています。
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